南西フランス アキテーヌ 地方 & リムーザン地方

 

アキテーヌ

アキテーヌ地方 & リムーザン地方

ボルドーを中心としたフランス最南西端、大西洋岸の地域です。
ボルドー周辺には世界的に有名なワインのシャトーが広がり、ワイナリー巡りを楽しむことができます。
内陸部には、美しい村々やラスコーなど先史時代の洞窟壁画が残るドルドーニュ川中流、
太平洋岸のリゾート地ビアリッツ、バスク文化の残るバイヨンヌ等、個性的で多様な魅力を持つ地方です。

パリからのアクセス

<列車>
 パリ・モンパルナス駅からボルドーSt-Jean駅まで約3時間
 トゥールーズからTGV又はInterciteで約2時間
<空路>  
 パリCDG空港からボルドー空港まで約1時間20分

主な観光地

ボルドー、サンテミリオン、アルカション、ピラ砂丘、ポー、アングレーム、ラ・ロシェル
<ドルドーニュ> ラスコー、サルラ、ドルドーニュ川
<バスク> バイヨンヌ、ビアリッツ、サン・ジャン・ピエ・ド・ポール、サン・ジャン・ド・リュズ、リューヌ山、

ボルドー  *世界遺産


ボルドーガロンヌ川、ドルドーニュ川、ジロンド川という3つの川の恩恵を受けたボルドーは、古くからワイン交易で栄え、今も18世紀の壮大な建築物が多く残っています。ワイン好きの方はボルドー発のワイナリーツアーをお楽しみ下さい。
★2016年6月にはガロンヌ川沿いにワイン文明博物館がオープン予定です。 

サン・テミリオン  *世界遺産


サン・テミリオン1999年、ワイン産地としては初めて世界遺産に登録されたのがサン・テミリオン地域(サン・テミリオン村とアペラシオン・サン・テミリオンを冠する周辺の村々との共同体)です。サン・テミリオン村は、サンティアゴ・コンポステーラの巡礼路(トゥールの道)の宿場として栄えたため、中世にワインの生産量が飛躍的に伸びました。中世の趣を残す村内は散策するだけでも楽しく、特に、一枚の巨大な岩から堀り出して造ったというモノリス教会は必見です。他にも地下カタコンブなど見所も多い。
★小さな畑と多数のシャトーが密集していることが特徴で、実に113もの生産者が試飲・見学を受け入れています。

バスク地方


バスク地方スペインとの国境に位置するバスク地方には、フランスでもなくスペインでもない独特の文化が今も残っています。特にその食文化は大変注目されており、スペインの美食の街サン・セバスチャンと組み合わせた旅程が人気です。大西洋岸の温暖な気温に恵まれ、伝統的なビーチ・リゾート地も多数あり、特にビアリッツはヨーロッパ屈指のサーフィン・スポットとしても賑わいます。 

ドルドーニュ地方 


ドルドーニュ内陸部のドルドーニュ川沿いには「フランスの美しい村々」に登録された村が点在し、まるで中世へタイムスリップしたかのような美しい風景を楽しむことができます。 中世の趣を残す町サルラを起点に、ミディ・ピレネー地方のサン・シル・ラポピーやコンク等と組み合わせた旅程が人気です。ラスコーやペルル・メッシュの洞窟壁画見学では、先史時代に思いを馳せましょう。
★<関連記事>
南西フランスがアツい③ サルラを基点にドルドーニュ川沿いの美しい村を巡る 

世界遺産ラスコーの壁画


ドルドーニュ  

世界遺産ラスコー


ラスコー 

ペリグー


ペリグーペリゴール地方の中心都市で、トリュフ、フォアグラなどを気軽に楽しめる美食の町。小さな町ですが、ビザンチン風の大聖堂を持つサン・フロン大聖堂やジャン・ヌーヴェル設計のガロ・ロマン博物館、考古学博物館など見所も多い。
■名産品:鴨のマグレ、砂肝のコンフィ、フォアグラなど

リモージュ


リモージュ Chapelle Saint-Aurélien高級磁器と七宝で世界的に有名なリモージュは、ガロ・ロマン時代から交通の要所として発展し、中世にはサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道が通り賑いました。印象派の画家ルノワールはこの町で生まれ、磁器の絵付け職人をしていたそう。
★みどころ★
・サン・テティエンヌ大聖堂・・・13世紀のゴシック建築
・店が立ち並ぶシャトー地区&古い町並みのシテ地区
・アドリアン・デュブーシェ国立磁器博物館・・・4000点に及ぶ世界の陶磁器コレクションを所蔵
・リモージュ市立美術館・・・大聖堂横にあり、かつての司教の邸宅を利用。七宝焼コレクションやルノワール寄贈の作品が見所。
・ロワイヤル・リモージュ・・・創業200年のリモージュ焼きのアトリエを見学できます

オラドゥール=シュル=グラヌ


イメージ 

  

オプショナルツアー

・ボルドー発のワイナリー巡り
・ビアリッツ発のバスク地方巡り
  

モデルプラン

①ボルドーのワイナリー巡り
 1日目:パリから空路/列車でボルドーへ<ボルドー泊>
 2日目:ボルドー⇒サン・テミリオン⇒メドック・ワイン街道(マルゴー/ラトゥール等シャトー見学)
      ⇒ボルドー <ボルドー泊>
 3日目:ボルドー⇒ピラ砂丘⇒アルカション⇒ボルドー <ボルドー泊>
 4日目:ボルドー⇒トゥールーズ、サルラ、又はバスク方面へ

②ドルドーニュ川沿いとミディ・ピレネ地方の美しい村をゆっくり巡る
 1日目:ボルドー、トゥールーズ、又はスーイヤックからサルラへ <サルラ泊>
 2日目:サルラ⇒ベナック・エ・カズナック⇒ラロック・ガジャック⇒レゼジー
         ⇒ラスコー⇒サルラ <サルラ泊>
 3日目:サルラ⇒カオール⇒ロカマドール⇒サン・シル・ラポピー <サン・シル・ラポピー泊>
 4日目:サン・シル・ラポピー⇒ヴィルフランシュ・ド・ルエルグ⇒ベルカステル⇒コンク <コンク泊>
 5日目:コンク⇒コルド・シュル・シエル⇒アルビ <アルビ泊>
 6日目:アルビ⇒トゥールーズ <トゥールーズ泊>
 7日目:トゥールーズ⇒カルカッソンヌ&ミディ運河 <カルカッソンヌ泊>
 8日目:カルカッソンヌ⇒モンペリエ又はトゥールーズ方面へ

③バスク2カ国巡り
 1日目:ボルドー⇒ビアリッツ <ビアリッツ泊>
 2日目:ビアリッツ⇒エスペレット⇒アイノア⇒サール⇒サン・セバスチャン
  ⇒サン・ジャン・ド・リュズ⇒ビアリッツ <ビアリッツ泊>
 3日目:ビアリッツ⇒ラ・リューヌ山⇒バイヨンヌ⇒ビアリッツ <ビアリッツ泊>
 4日目:ビアリッツ⇒ボルドー又はトゥールズ方面へ

おすすめホテル

<ボルドー>
 ・Grand Hotel De Bordeaux And Spa***** ボルドー随一のデラックスホテル。レストランは1ツ星
 ・Le boutique Hôtel**** 18世紀の邸宅を利用したお洒落なホテル。キッチン付の部屋もあり
 ・BEST WESTERN Bordeaux Bayonne Etche-Ona*** 大劇場近くで快適
 ・L'Hôtel Particulier シャンブルドットとキッチン付ホテルがあります
<サルラ>
 ・Clos La Boëtie ***** 19世紀の邸宅を利用したホテル
 ・Hôtel de Selves**** Clos La Boëtieに隣接する同系列のホテル
 ・Hôtel & Spa Plaza Madeleine**** 市内中心地のホテル
 ・La Couleuvrine** 市内中心地の雰囲気のあるホテル。Logis加盟
<ビアリッツ>
 ・Hotel du Palais***** ウジェニー皇后の別荘を利用した超デラックス・ホテル。レストランは1ツ星
 ・Le Regina Biarritz Hôtel & Spa ***** 灯台近くのスタイリッシュなデラックス・ホテル
 ・Hôtel de L'Océan*** 市内中心部の海沿いに位置
<サン・ジャン・ド・リュズ>
 ・Grand Hotel Saint-Jean-de-Luz***** ビーチに面したデラックスホテル。タラソテラピーを是非!
<サン・セバスチャン(スペイン名:ドノスティア)>
 ・Maria Cristina, a Luxury Collection Hotel ***** セレブも宿泊する豪華ホテル
 ・Hotel De Londres Y De Inglaterra**** ビーチ目の前のクラシカルなホテル
 ・Barceló Costa Vasca**** スタイリッシュな大型ホテル。ビーチまで500m
 ・Hotel Astoria7*** 長距離バスターミナル近くのスタイリッシュなホテル

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