グロリアツアーズフランスデスク

　映画「男と女」の舞台にもなった北のリゾート地。
　北の海は広く長い砂浜が特徴です。南仏の燦々としたリゾート地も良いですが、北の落ち着いた品の良い海の方が好きだという人も多いです。

　ドーヴィルは高級リゾート地として有名ですが、フランス競馬の中心地でもあります。毎年8月には競走馬のオークションが開かれたり、9月にはアメリカ映画しか上映しないという独特の映画祭「ドーヴィル映画祭」が開かれ、なんとハリウッドスターたちが集結したりと、イベントが盛り沢山。

　夏場はこの海辺の街がパリに変わって賑わいを見せるので、「パリの21区」、なんて呼ばれることもあります。

■見どころ

①海
　まずは浜辺に653mにも及ぶ板張りの遊歩道、レ・プランシュ(Les Planches)を、ゆっくり散策しましょう。
　
　バーやレストランが立ち並ぶこのレ･プランシュ沿い。一際目を引くこの細長い建物は、脱衣ルーム。最低1日からレンタルできます。カラフルでかわいいパラソルのレンタルもあります。
　
　小さな脱衣ルームにはそれぞれ、映画祭でこの地を訪れた歴代のスターたちの名前が付けられていて、なんだか楽しめます。（写真下中）
　
　夏には小さな海辺の図書館も出現。こういうの、すごくフランスらしくていいですね。（写真　下右）

②ノルマンディー建築
　ノルマンディー様式の木造建築の美しい商店街を歩きましょう。オンフルール等で見られるような、梁のかわいらしいノルマンディーらしい建物が沢山あります。
　
　カジノ横の広場を中心にして、ルイ・ヴィトン、エルメスなど高級ブランドが軒を連ねています。1913年、ココ・シャネルがパリに次ぐ二軒目のブティックをオープンしたのがドーヴィルのホテル・ノルマンディーでした。当時、とても斬新なスタイルのホテルだったそうです。

③馬
　ナポレオン3世の義理の兄弟で競馬好きだったモルニー公爵（Le Duc de Morny）が1863年にドーヴィルに競馬場を建設、翌1864年8月15日に第1回開催が行われました。8月にはフランスのマイルの最高峰レースとして知られる「ジャック・ル・マロワ賞」が開催されることでも有名です。
　現在の競馬場は1995年に改築されたものです。

　他にも、ドーヴィルでは馬のオークション、ポロ、馬術の国際大会など年間を通して馬に関する様々なイベントが開かれています。

④2014年注目のイベント！

　ノルマンディーは2014年第7回世界馬術選手権の開催地で、それにちなんで今年は馬関連のイベントが盛り沢山！
　ドーヴィルでは2014年5月3日～4日の2日間、フランス共和国親衛隊（La Garde Republicaine)の騎兵連隊のパレードが、ドーヴィルの街を練り歩きます。
　同日、ドーヴィル市内南部に位置する国際馬事センター（Pole International du Cheval）では馬術スペクタクルが行われます。

詳細はコチラから↓
http://jp.rendezvousenfrance.com/discover/62618　（日本語）
http://www.deauville-a-cheval.com/spectacle-garde-republicaine　（仏語）