ノルマンディ地方
モン・サン・ミシェルを誇るノルマンディ地方は我々日本人にとってとても親しみやすい地方です。
穏やかな海と柔らかな光が差し込み、ルーアン、ル・アーヴル、オンフルール、ジヴェルニーなど印象派画家ゆかりの場所が沢山あります。
内陸部にはリンゴの果樹、のんきな乳牛、なだらかな平野が続く素朴な田舎の風景が広がり、
一方、海岸沿いには洗練されたリゾート地や漁港が点在します。
主な観光地
モン・サンミシェル、ルーアン、ジヴェルニー、ル・アーヴル、オンフルール、ドーヴィル=トゥルーヴィル、エトルタ...
モン・サン・ミシェル *世界遺産
フランス屈指の観光名所モン・サンミッシェル。8世紀はじめに大天使ミカエルのお告げによりベネディクト派の修道院として築かれ、その後フランス革命の際には監獄に使われたりと、ドラマティックな歴史を経てきました。島内には木組みの家々、城壁、塔、石畳が続き中世そのままの面影を残しており、中世以来増築を繰り返してきた様子が見て取れます。
★可能であれば1泊し、昼・夜・朝と移ろいゆく美しいモン・サンミッシェルの風景を堪能するのがおすすめ。春と秋の大潮の際には朝・晩に完全に孤島になる姿が見られる日もあります。
オンフルール
印象派の画家たちを魅了してきたオンフルールは木組みの家が建ち並ぶ可愛らしい漁港。木造のサント・カトリーヌ教会など独特の建築や、評判の良いレストランなどもあり、パリからちょっとした田舎旅行にお勧めです。
15世紀の百年戦争の際には戦略上の拠点として歴史にとどめたこの小さな町は、作曲家エリック・サティの故郷でもあります。
ルーアン
かつてノルマンディー公国の首都としても栄えたルーアンは、木組みの家が立ち並ぶ旧市街の街歩きが楽しい古都。
モネの描いたノートル・ダム大聖堂と、16世紀に作られたルネサンス様式の大時計は街のシンボルとなっており、時計台に登れば街中が一望できます。
ルーアンは1431年にジャンヌ・ダルクが火刑に処せられた街でもあり、ジャンヌ・ダルク教会とジャンヌ・ダルク博物館があります。毎年5月第2日曜にはジャンヌ・ダルク祭が開催。
エトルタ
英仏海峡に面した断崖で有名なエトルタの町は、ブーダン、クールベ、モネをはじめとする多くの画家が作品に残しています。
海に向かって右に「アヴァルの断崖」、左に「アモンの断崖」があり、海や光の変化によって次第に変化するその表情は見飽きることがありません。
またエトルタには怪盗アルセーヌ・ルパンを生んだモーリス・ルブランの家があり、Le Cros Lupin(ルパンの家)として公開されています。
ドーヴィル・トゥルーヴィル
パリから一番近いプラージュといえばここ。パリ・サンラザール駅から直通列車で2時間で行ける、品のよい小さなリゾート地です。
Dauville-Trouville駅に着いて、左側に進めば高級リゾート地のドーヴィル、右側に進み橋を渡った先がサヴィニャックで有名なトゥルーヴィルです。 【詳細を読む】
ル・アーヴル *世界遺産
セーヌ川河口に位置するル・アーヴルは、印象派が生まれた町。巨匠モネが描き、”印象派”の名前の由来となった絵画「印象・日の出」はル・アーヴルの漁港を描いています。
第2次世界大戦の際に大きな被害を受け、街並みの殆どを失いましたが、建築家オーギュスト・ペレが約20年の年月を掛け再開発し、2005年にはその都市計画が認められ世界遺産に登録されました。
オプショナル・ツアー
・パリ発のモン・サン・ミシェル行きツアーはコチラ
モデルプラン
①世界遺産モン・サン・ミシェルとロワールの古城巡り
1日目:パリ <パリ泊>
2日目:パリ⇒レンヌ⇒モン・サン・ミシェル <モン・サン・ミシェル泊>
3日目:モン・サン・ミシェル⇒トゥール <トゥール泊>
4日目:トゥール⇒ロワールの古城巡り⇒パリ
②印象派を巡る旅
1日目:パリ⇒ルーアン⇒ル・アーヴル <ル・アーヴル泊>
2日目:ル・アーヴル⇒エトルタ <エトルタ泊>
3日目:エトルタ⇒オンフルール <オン・フルール泊>
4日目:オンフルール⇒ドーヴィル&トゥルーヴィル <ドーヴィル=トゥルーヴィル泊>
5日目:ドーヴィル=トゥルーヴィル⇒パリ <パリ泊>
6日目:パリ⇒ジベルニー⇒パリ
おすすめホテル
<モン・サン・ミシェル>
<オンフルール>
<ドーヴィル>
Hotel Barriere le Normandy***** 1912年オープン以来、ドーヴィルを高級リゾート地にした仕掛け人的存在のホテル。2016年改装。
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