フォンテーヌ・ブロー
■フォンテーヌ・ブローとは・・・豊かな自然が広がるフォンテーヌ・ブローは、古くから狩猟場としてフランス王族に親しまれてきました。
フランス初の本格的なルネッサンス宮殿であり、洗礼された優美さをご覧いただけます。
フランスの歴史的重要人物であるマリー・アントワネットやナポレオンもフォンテーヌ・ブロー城に所縁があります。
■パリからのアクセス
パリ・リヨン駅から列車で約40分、Fontainebleau-Avon駅へ。
バスに乗り換えて約15分(バスは列車の時刻に合わせて発着)。
■観光ポイント
①マリー・アントワネット関連フォンテーヌ・ブロー城には、マリー・アントワネットに関する見所がたくさん。
マリー・アントワネットは、ルイ16世に同行して毎年この城に来ていました。
王妃の私室を、自分好みのモダンなデザインに改装させていたり、
舟遊びをした「鯉の池」など、彼女が生きていた当時を思わせる風景が残されています。
*写真左は、マリー・アントワネットの寝室です。
②ナポレオン関連フランス革命後に皇帝の座に就いたナポレオンは、ヴェルサイユ宮殿ではなくフォンテーヌ・ブローを居住としました。それゆえ、ナポレオン関連の見所も多く存在します。
城の正面広場は、ナポレオンがエルバ島へ流される前に別れの演説を行ったことから、「別れの中庭」と呼ばています。
また、城内にはナポレオンの遺品を展示するナポレオン博物館もあります。
③世界遺産
フォンテーヌ・ブロー城と庭園が1981年世界登録されました。
フランソワ1世からルイ16世までの7代の王が城を引継いでいったため、
この城一回りすると12世紀から18世紀末の建築様式を見ることができます。
前代の遺産の上に、新しい時代の文化を加えてできたフォンテーヌ・ブロー城で、
フランスの歴史を感じてください。