フランス地方旅行ガイド 


フランスの地方には魅力がいっぱい。

パリから先のフランスへ

南西フランス

ポン・デュ・ガール、ニーム周辺


ラングドック・ルシヨンアヴィニョンやアルルのすぐ西側に位置するラングドック・ルシヨン地方には、ローマ時代の建築物や世界遺産などスケールの大きな見所が沢山あり、訪れる人々に2000年以上も前からの歴史を物語ります。
こちらでは、プロヴァンス地方と組み合わせた旅程が人気のラングドック地方東部をご紹介します。
■観光の拠点:モンペリエ、ニーム、アヴィニョン 【詳細を読む】

カルカッソンヌ 


カルカッソンヌ1997年世界遺産登録されたカルカッソンヌのシテ(城塞都市)は、約2500年の歴史を持つヨーロッパに残る最大の城塞。モンサンミッシェルに次ぐ来訪者数を誇るフランス屈指の観光地です。古くから交通の要衝であったカルカッソンヌは、長い侵攻のヨーロッパ史の中で堅固な要塞を徐々に築いてきました。3kmに渡る城壁と52の塔があり、一歩中に入ると中世にタイムスリップした気分が味わえます。ライトアップされたシテの姿は大変美しいので、是非1泊されることをおすすめします。城壁内には優雅なホテルがいくつかあります。世界遺産ミディ運河クルーズも人気です。
■アクセス方法:トゥールーズ、モンペリエから各種列車で。 


トゥールーズミディ・ピレネ地方


ミディ・ピレネーミディ・ピレネー地方は見所が沢山な上に、トリュフやフォアグラなど美食の産地でもあり、多彩な魅力の詰まった地方として近年大変人気です。
南西フランス観光の拠点トゥールーズは、”薔薇色の街”の呼名で親しまれる歴史ある美しい街。トゥールーズを起点に、何日かかけて南西フランスの美しい村々巡りに出掛けましょう。途中、世界遺産に登録されたアルビやサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路沿いの宿場町も見逃せません。
スペインと国境を接する標高3000m級のピレネー山脈では夏はハイキング、冬はスキーが楽しめます。天文台のあるピック・デュ・ミディへ行くには聖地ルルドを起点にするのが便利です。
■観光の拠点:トゥールーズ 【詳細を読む】

南西フランスの美しい村巡り


コンクフランス南西部には”フランスの最も美しい村々”協会に登録された村が数多く集中し、中でもコンク、サン・シル・ラポピーの人気は絶大です。他にも、ロカマドゥール、コルド・シュル・シエルなど見逃せない個性的な美しい村や、世界遺産のアルビやサンティアゴ・コンポステーラの巡礼路沿いの宿場町(コンクなど)なども見逃せません。この地方は交通の便が良くありませんので、レンタカー、専用車、現地ツアーが便利です。何年か掛けてでもじっくり巡りたい地方です。
★ここではミディ・ピレネー地方とアキテーヌ地方の美しい村々をまとめてご紹介します。
■観光の拠点:トゥールーズ、サルラ、ボルドー 【詳細を読む】

ピック・デュ・ミディ聖地ルルド


ピック・デュ・ミディピレネー山脈で最も有名な山頂ピック・デュ・ミディ (標高2877m)には、かつてアポロ計画の研究のためにも利用された世界でも権威ある天文台があります。以前はアクセスは研究者に限られていましたが、2000年より一般に公開され麓からロープウェイで簡単にアクセス可能です。
ピック・デュ・ミディへ行くには、ルルドから出ているバスが便利です。(シーズン中のみ)
ルルドは、奇跡を信じて毎年600万人の人々が世界140ヶ国以上から訪れるカトリック最大の巡礼地です。特に病気を持つ人々にとって重要な聖地となっています。4月から10月までの毎晩21時に行われるロウソク行列は必見です。
■アクセス方法:トゥールーズ又はボルドーから各種列車でルルドへ。※パリからの直通TGVも有り 【詳細を読む】

ボルドーアキテーヌ地方


アキテーヌ古くからワイン交易で栄えたボルドーには、世界的に有名なワインのシャトーが広がっています。ワイン好きの方は、ボルドー発の試飲付きツアーでサン・テミリオンやメドック街道へ出掛けましょう。世界遺産
ボルドーを中心都市とする南西部アキテーヌ地方には、個性溢れる魅力的なデスティネーションがいくつかあります。特に見逃せないのが、美しい村々が集中する内陸部のドルドーニュ地方と、スペインと国境を接し今も独特の文化を残すバスク地方です。
■観光の拠点:ボルドー 
【詳細を読む】


ドルドーニュ地方の美しい村々ラスコー洞窟


アキテーヌドルドーニュ川沿いには”フランスの最も美しい村々”協会に登録された村が集中し、まるで中世へタイムスリップしたかのような美しい風景を楽しむことができます。 中世の趣を残す町サルラを起点に、ミディ・ピレネー地方のサン・シル・ラポピーやコンク等と組み合わせた旅程が人気です。交通の便が良くありませんので、現地ツアーか専用車で廻るのがおすすめです。
ここでは是非、ガバーレ船と呼ばれる伝統的な船でドルドーニュ渓谷クルーズをお楽しみ下さい。また、世界遺産登録のラスコーを代表とする先史時代の壁画洞窟群も見所です。壁画はオリジナルを公開しているところと、ラスコーのようにレプリカを公開しているところがありますので、事前によくお調べになることをおすすめします。
■観光の拠点:サルラ 【詳細を読む】
★ドルドーニュ地方については、「南西フランスの美しい村巡り」も合わせてご覧ください。



バスク地方


アキテーヌスペインと国境を接する太平洋岸沿いのバスク地方は、フランスでもない、スペインでもない、独特のバスク文化が根付く場所。
ミシュラン星の数の密集度が世界一高い美食の町、スペインのサン・セバスチャン(スペイン語でドノスティア)と組み合わせた旅程が人気です。
温暖な気候に恵まれ、海岸沿いには伝統的なリゾートが多数あり、特にビアリッツはヨーロッパ屈指のサーフィン・スポットとしても賑わいます。
フランス地方菓子がお好きな方は是非訪れたい地方です。
■観光の拠点:バイヨンヌ、ビアリッツ 【詳細を読む】