フランス地方旅行ガイド 


フランスの地方には魅力がいっぱい。

パリから先のフランスへ


フランスの本当の魅力はパリではなく地方にあります。
ヨーロッパの中心に位置するフランスは、各地方毎に異なる特色を持つ奥深い国で、
風土も建築様式も、人の気質だってそれぞれ。
地方には新鮮な食材や郷土料理・郷土菓子がありますから、
ぜひ地元のレストランで食事をしたり、地方のマルシェにも足を運んでみてください。
何度かフランスに足を運ぶうちに、シンパシーを感じるようなお気に入りの地方がきっと見つかるはずです。


こちらでは、旅行者にとって分かりやすいよう、フランスを地方毎に分けてご紹介します。
(ここでの地方区分は、あくまで観光の観点から分けていますので、行政上の地方定義とは異なります)  

フランス地図

南フランス・・・プロヴァンス | コート・ダジュール | コルシカ島
南西フランス・・・アキテーヌ&大西洋岸 | ミディ・ピレネ | ラングドック・ルシヨン
中央フランス・・・ローヌ・アルプ | オーベルニュ&リムザン | ブルゴーニュ | フランシュ・コンテ
東フランス・・・アルザス&ロレーヌ | シャンパーニュ
北フランス・・・ノルマンディ | ノール・パ・ド・カレ&ピカルディ
北西フランス・・・ブルターニュ | ロワール&サントル

南フランス 

アヴィニョンプロヴァンス地方 


プロヴァンス恵まれた自然条件に加え、歴史遺産の宝庫でもあるプロヴァンス地方。特にポン・デュ・ガールを代表とするローマ遺跡や、アヴィニョン法王庁宮殿は見逃せない観光地です。そして、本当のプロヴァンスの魅力を知るためには、ゴルドやルシヨンなど美しい村々が点在するリュベロン地方ははずせません。
また、アルル周辺にはゴッホ縁の地巡り、ヨーロッパの自然の聖域といわれるカマルグ湿原、マリア伝説で有名なサント・マリー・ドゥ・ラ・メールと個性的な見所が沢山あります。
■観光の拠点:アヴィニョン、エクス・アン・プロヴァンス、マルセイユ... 【詳細を読む】

リュベロンの村々 ~プロヴァンスの美しい村たち~


リュベロンピーター・メイル著『南仏プロヴァンスの12ヶ月』で90年代に一躍世界中の注目を集めたリュベロン地方。のんびり雄大な自然の風景の中に、中世の素朴な村々が溶け込むように点在しています。”フランスの美しい村”に登録された村々も集中していますので、1日で数箇所巡ることが可能です。できればレンタカーや専用車でのんびり宿泊しながら巡るのが理想ですが、現地発ツアーも充実していますから気軽にアクセス可能です。
■アクセス方法:アヴィニョン、エクス・アン・プロヴァンスから現地発着ツアーまたは車で。 【詳細を読む】

ニースコート・ダジュール地方


コート・ダジュールニース、モナコ、カンヌなどイタリアに続く地中海沿いの、世界中が憧れる高級リゾート地コート・ダジュール。海沿いには高級ホテルが立ち並び、ヤシの木がリゾート気分を引き立てます。
一方、内陸部に入れば”鷹の巣村”と呼ばれる中世の趣を残す素朴な村々が点在し、旅人を楽しませています。なかでも、エズに宿泊するプランが人気です。
■観光の拠点:ニース 【詳細を読む】

エズ村コート・ダジュールの美しい村々


エズコート・ダジュールにいくつか点在する”鷲ノ巣村”の中でも、一番人気なのがエズ村です。海抜420m、海から垂直に切り立った崖の上から見る地中海の美しさは格別。まるで迷路のように入り組んだ村内は、中世の面影そのままのかわいらしさで、1時間もあれば廻りきることができます。但し、日中は沢山の観光客でごった返していますので、シーズン中は朝か夕方の観光がおすすめ。素敵なホテルがいくつかありますので、できれば村内に宿泊がおすすめです。静寂で幻想的な空気のエズ村は宿泊者だけが見ることのできる特権。冬期はクローズするお店が多いので注意が必要です。
■アクセス方法:ニースから現地発着ツアー又は路線バスで。 【詳細を読む】


コルシカ島
~地中海に浮かぶ、フランスで唯一世界自然遺産を誇る島~


コルシカコート・ダ・ジュールの200km沖合いに位置するコルシカ島は地中海で3番目に大きい島。フランス本土で唯一、世界自然遺産に登録されています。海と山の両方が楽しめ、自然を愛する旅人にまさに理想的な目的地!アジャクシオ~バスティア~カルビをT字で繋ぐコルシカ鉄道は、76の橋と36のトンネルを通る野性味溢れる鉄道。線路を横断中の野生の牛に出会ったりするうちに、いつの間にか身も心ものんびりコルシカ時間に。西部の港町アジャクシオはナポレオンの生まれ故郷として有名です。
■アクセス方法:
 パリ等から飛行機で。又はニース、マルセイユ等からフェリーで。
■観光の拠点:アジャクシオ、バスティア 【詳細を読む】

  

南西フランス

ポン・デュ・ガール、ニーム周辺


ラングドック・ルシヨンアヴィニョンやアルルのすぐ西側に位置するラングドック・ルシヨン地方には、ローマ時代の建築物や世界遺産などスケールの大きな見所が沢山あり、訪れる人々に2000年以上も前からの歴史を物語ります。
こちらでは、プロヴァンス地方と組み合わせた旅程が人気のラングドック地方東部をご紹介します。
■観光の拠点:モンペリエ、ニーム、アヴィニョン 【詳細を読む】

カルカッソンヌ 


カルカッソンヌ1997年世界遺産登録されたカルカッソンヌのシテ(城塞都市)は、約2500年の歴史を持つヨーロッパに残る最大の城塞。モンサンミッシェルに次ぐ来訪者数を誇るフランス屈指の観光地です。古くから交通の要衝であったカルカッソンヌは、長い侵攻のヨーロッパ史の中で堅固な要塞を徐々に築いてきました。3kmに渡る城壁と52の塔があり、一歩中に入ると中世にタイムスリップした気分が味わえます。ライトアップされたシテの姿は大変美しいので、是非1泊されることをおすすめします。城壁内には優雅なホテルがいくつかあります。世界遺産ミディ運河クルーズも人気です。
■アクセス方法:トゥールーズ、モンペリエから各種列車で。 


トゥールーズミディ・ピレネ地方


ミディ・ピレネーミディ・ピレネー地方は見所が沢山な上に、トリュフやフォアグラなど美食の産地でもあり、多彩な魅力の詰まった地方として近年大変人気です。
南西フランス観光の拠点トゥールーズは、”薔薇色の街”の呼名で親しまれる歴史ある美しい街。トゥールーズを起点に、何日かかけて南西フランスの美しい村々巡りに出掛けましょう。途中、世界遺産に登録されたアルビやサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路沿いの宿場町も見逃せません。
スペインと国境を接する標高3000m級のピレネー山脈では夏はハイキング、冬はスキーが楽しめます。天文台のあるピック・デュ・ミディへ行くには聖地ルルドを起点にするのが便利です。
■観光の拠点:トゥールーズ 【詳細を読む】

南西フランスの美しい村巡り


コンクフランス南西部には”フランスの最も美しい村々”協会に登録された村が数多く集中し、中でもコンク、サン・シル・ラポピーの人気は絶大です。他にも、ロカマドゥール、コルド・シュル・シエルなど見逃せない個性的な美しい村や、世界遺産のアルビやサンティアゴ・コンポステーラの巡礼路沿いの宿場町(コンクなど)なども見逃せません。この地方は交通の便が良くありませんので、レンタカー、専用車、現地ツアーが便利です。何年か掛けてでもじっくり巡りたい地方です。
★ここではミディ・ピレネー地方とアキテーヌ地方の美しい村々をまとめてご紹介します。
■観光の拠点:トゥールーズ、サルラ、ボルドー 【詳細を読む】

ピック・デュ・ミディ聖地ルルド


ピック・デュ・ミディピレネー山脈で最も有名な山頂ピック・デュ・ミディ (標高2877m)には、かつてアポロ計画の研究のためにも利用された世界でも権威ある天文台があります。以前はアクセスは研究者に限られていましたが、2000年より一般に公開され麓からロープウェイで簡単にアクセス可能です。
ピック・デュ・ミディへ行くには、ルルドから出ているバスが便利です。(シーズン中のみ)
ルルドは、奇跡を信じて毎年600万人の人々が世界140ヶ国以上から訪れるカトリック最大の巡礼地です。特に病気を持つ人々にとって重要な聖地となっています。4月から10月までの毎晩21時に行われるロウソク行列は必見です。
■アクセス方法:トゥールーズ又はボルドーから各種列車でルルドへ。※パリからの直通TGVも有り 【詳細を読む】

ボルドーアキテーヌ地方


アキテーヌ古くからワイン交易で栄えたボルドーには、世界的に有名なワインのシャトーが広がっています。ワイン好きの方は、ボルドー発の試飲付きツアーでサン・テミリオンやメドック街道へ出掛けましょう。世界遺産
ボルドーを中心都市とする南西部アキテーヌ地方には、個性溢れる魅力的なデスティネーションがいくつかあります。特に見逃せないのが、美しい村々が集中する内陸部のドルドーニュ地方と、スペインと国境を接し今も独特の文化を残すバスク地方です。
■観光の拠点:ボルドー 
【詳細を読む】


ドルドーニュ地方の美しい村々ラスコー洞窟


アキテーヌドルドーニュ川沿いには”フランスの最も美しい村々”協会に登録された村が集中し、まるで中世へタイムスリップしたかのような美しい風景を楽しむことができます。 中世の趣を残す町サルラを起点に、ミディ・ピレネー地方のサン・シル・ラポピーやコンク等と組み合わせた旅程が人気です。交通の便が良くありませんので、現地ツアーか専用車で廻るのがおすすめです。
ここでは是非、ガバーレ船と呼ばれる伝統的な船でドルドーニュ渓谷クルーズをお楽しみ下さい。また、世界遺産登録のラスコーを代表とする先史時代の壁画洞窟群も見所です。壁画はオリジナルを公開しているところと、ラスコーのようにレプリカを公開しているところがありますので、事前によくお調べになることをおすすめします。
■観光の拠点:サルラ 【詳細を読む】
★ドルドーニュ地方については、「南西フランスの美しい村巡り」も合わせてご覧ください。



バスク地方


アキテーヌスペインと国境を接する太平洋岸沿いのバスク地方は、フランスでもない、スペインでもない、独特のバスク文化が根付く場所。
ミシュラン星の数の密集度が世界一高い美食の町、スペインのサン・セバスチャン(スペイン語でドノスティア)と組み合わせた旅程が人気です。
温暖な気候に恵まれ、海岸沿いには伝統的なリゾートが多数あり、特にビアリッツはヨーロッパ屈指のサーフィン・スポットとしても賑わいます。
フランス地方菓子がお好きな方は是非訪れたい地方です。
■観光の拠点:バイヨンヌ、ビアリッツ 【詳細を読む】

  

中央フランス

リヨンローヌ・アルプ地方


ローヌ・アルプフランス第二の商業都市リヨンは美食の街・絹の街・金融の街など様々な称号があります。旧市街は世界遺産登録されており、”トラブール”と呼ばれる抜け道巡りなど街歩きが楽しめます。
リヨンを中心とするローヌ・アルプ地方は東にアルプス山脈、西にローヌ川を持つドラマティックな地形で、一年中楽しめるリゾート地が沢山あります。特に、欧州一の透明度を誇るアヌシー湖、モンブラン麓の町シャモニーが人気。
コート・デュ・ローヌ、ボジョレーなど有名なワインの産地でもありますから、ドメーヌ巡りも楽しめます。
■観光の拠点:リヨン
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アヌシー


アヌシーヨーロッパで最も透明度が高い湖として知られるアヌシー湖。アルプス山脈に程近く、フランスというよりスイスの雰囲気を持つ洗練された町です。湖畔に点在する小さな村々や水辺に佇む古城などは、まるで絵本の世界。旧市街には花々が咲き乱れる運河が何本も通り、「アルプスのヴェネチア」と呼ばれています。
■アクセス方法:リヨンから高速列車TGVで。※パリからの直通もあります。

シャモニー・モン・ブラン


エギュイユ・デュ・ミディヨーロッパ最高峰モンブラン(4810m)のフランス側の麓にあるリゾート地。冬はスキー、夏は気軽にハイキングが楽しめます。観光のハイライト、エギュイユ・デュ・ミディのロープウェイでは、標高1035mの麓から標高3842mまで簡単に登ることができ(途中1回乗り継ぎあり)、展望台からは雄大な山々が望めます。富士山より500mも高いこんな岩山の上にロープウェイを造ったなんて、男たちのロマンを感じずにはいられません!運動が苦手な方でも、登山列車や氷河見学を楽しむことができます。
■アクセス方法:
 ジュネーブ空港からバスで。
 列車の場合は、パリから高速列車TGVでサンジェルヴェ・デ・バンへ行き、在来線TERに乗り換え。

 

オーヴェルニュ、リムーザン


オーヴェルニュヨーロッパでも最大規模の自然保護区を擁し、森、湖、火山、温泉、動植物など素晴らしい環境を誇る地方。日本でもおなじみの天然水ボルヴィック(Volvic)や、化粧品ヴィシー(Vichy)の水源はこの地方にあります。
自然の魅力のみならず、数多く点在するロマネスク教会もこの地方の見所です。中心都市クレルモン・フェランとその周辺にはとんがり帽子が特徴の”オーヴェルニュ地方の主要な5つの教ロマネスク会”があります。また、この地方は火山岩からできた黒い建築物も特徴です。
この地方で是非訪れたいのが巡礼路の出発点ル・ピュイ・アン・ヴレイの町。ふたつの岩山の上に教会と巨大なマリア像がそびえるは絶景!
■観光の拠点:クレルモン・フェラン 
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ディジョンブルゴーニュ地方


ブルゴーニュワインで有名なブルゴーニュ地方はフランスを代表する美食の産地。ブルゴーニュの玄関口ディジョンまではパリから高速列車TGVで1時間半と気軽にアクセスが可能です。中心地ディジョンはかつてブルゴーニュ公国として栄え、華やかな騎士文化が花開いた場所。コンパクトな街中は優美な建物が立並び、見所が沢山。芸術や宗教建築も楽しめる街です。
この地方では、ワイン好きでなくとも是非一度はグラン・クリュ街道を訪れたいものです。見渡す限り広がる葡萄畑の風景に、フランスの真髄を感じることでしょう。また、ブルゴーニュ地方はヴェズレーを代表とする現存するロマネスク建築の傑作の宝庫でもあります。
■観光の拠点:ディジョン 【詳細を読む】

ボーヌブルゴーニュ・ワイン街道
(グラン・クリュ街道)


ボーヌディジョンの南からボーヌの南までの約60kmの一帯に”グラン・クリュ街道”が続いています。中でも、ジュヴレ・シャンベルタン~シャトー・クロ・ド・ヴージョ~ヴォーヌ・ロマネの約10km間に特級畑が集中しており、ブルゴーニュ観光のハイライトとなっています。
ワインや生産者を熟知したガイドが案内する現地ツアーがおすすめです。
※ディジョン市内には、意外にもワイン専門店が多くありません。ワイン購入をお考えでしたら是非グラン・クリュ街道へ。
■観光の拠点:ボーヌ
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ヴェズレーなどブルゴーニュの村々宗教美術


ヴェズレーブルゴーニュ地方には、9~11世紀に発展したヴェズレー、オータン、トゥールニュ、クリュニューなど是非訪れたいロマネスク建築の傑作が数多く存在しています。中でも、ヴェズレーは世界遺産登録されており、この地方の観光のハイライトとなっています。
華麗なクリュニュー派、厳格なシトー派の2つのカトリック修道会が拠点を置いていましたが、クリュニュー派の柱頭やタンパンを飾る豊かな彫刻は、ロマネスク鑑賞の醍醐味です。一方、シトー派は装飾を排したより厳格な宗教建築を提唱しています。
■観光の拠点:ディジョン  【詳細を読む】


ブザンソンフランシュ・コンテ地方


フランシュ・コンテコンテ、モンドールなど人気のチーズを生み出すフランシュ・コンテ地方は、ブルゴーニュの東、スイスとの国境に接します。森林と河川が生み出す自然の景観を楽しめるフランス最後の秘境(?)ですが、ブザンソン、コルビュジエ設計のロンシャン礼拝堂など見所も実は多いのです。
■観光の拠点:ブザンソン 【詳細を読む】



  

東フランス

ストラスブールアルザス地方


アルザスライン川を挟みドイツと国境を接するアルザス地方は、歴史上独仏の間で揺れ動き、今もドイツの影響が色濃く残っている地方。木組みと漆喰が特徴の家々は、まるで絵本のように可愛らしく、街歩きが楽しめます。
アルザスの玄関口ストラスブールへは、パリから高速列車TGV直通で約2時間20分とアクセスも便利。パリからコルマールまでの直通TGVもあります。
南北に170km繋がるアルザス・ワイン街道沿いには、リクヴィル、エギスハイムなど絵本のような可愛らしい村々が点在し、絶好の観光ルートになっています。
クグロフなどこの地方特有のお菓子も魅力的で、お菓子好きは是非訪れたい地方です。
■観光の拠点:ストラスブール、コルマール  【詳細を読む】

コルマールアルザス・ワイン街道


エギスハイムフランス有数の白ワインの産地アルザス。北のマーレンハイムから南のタンまで、170㎞に渡ってアルザス・ワイン街道が続き、絶好の観光ルートになっています。街道沿いの村々は中世の町並みが残りとても可愛らしく、アルザスワインの試飲や、ブドウ畑の散策も可能です。中でもエギスハイム、リクヴィル、リボーヴィレ、カイゼルベルグ、ニーデルモルシュヴィルは是非訪れたい村です。 
アルザスでは、辛口のリースリング、芳香なゲヴュルツトラミネールなど葡萄の種類がそのままワインの名称になっていて分かり易く、ワインに詳しくない方でもお気に入りが見つかるはずです!
■観光の拠点:コルマール  【詳細を読む】


ナンシーロレーヌ地方


ナンシーかつてロレーヌ公国の首都であったナンシーは、アール・ヌーヴォーの生まれた街。ロココ建築の街並みにアール・ヌーボー様式の建築物が建てられ、街全体がギャラリーのようになっています。
高級クリスタルの老舗バカラの産地バカラ村はナンシーからTERで約45分。クリスタル美術館では19世紀からのオールド・バカラを観ることができます。
■観光の拠点:ナンシー 【詳細を読む】


ランスシャンパ-ニュ地方


シャンパーニュご存知シャンパンの産地であるシャンパーニュ地方は、かつて歴代のフランス国王の聖別戴冠式が行われたランス大聖堂を中心とする格式高い地方。
シャンパーニュ地方の玄関口であるランスまではパリから高速列車TGVでたった45分。パリから日帰りも可能ですが、シャンパン・カーヴ見学、藤田嗣治の礼拝堂(夏期のみ)など見所も多いので、1泊して贅沢にシャンパンに酔いしれるのがお勧めです。
■観光の拠点:ランス(Reims) 【詳細を読む】

  

北西フランス 

ロワールの古城巡り


シャンボールフランス最長1012kmのロワール川中域から下流にかけて「フランスの庭」と呼ばれるこの一帯。かつて国王や芸術家など歴史上の人物たちがロワール川に魅せられこの川岸にこぞって城や館を作り、住みました。
歴史に思いを馳せ、古城巡りやシャトー・ホテル滞在で優雅な気分を味わうのも良いでしょう。パリからの1~2泊の小旅行に最適です。
■観光の拠点:トゥール、アンボワーズ 【詳細を読む】

レンヌブルターニュ地方


ブルターニュフランスの北西部に位置するブルターニュ地方は、英仏海峡と大西洋に突き出た大きな半島で、海と森を併せ持つ豊かな自然と独特の文化を持つことで知られています。妖精伝説など、どこか神秘的な地方でもあり、石造りの家々は、今も中世の趣を残していています。
海沿いにはタラソ・スパを提供する素晴らしいスパ&ホテルが多数ありますから、少し贅沢をしてリラックスした滞在がおすすめです。
ブルターニュ地方には、カフェの数よりクレープリー(クレープ屋)が多いと言われています。是非ガレット(そば粉のクレープ)とシードル(りんごの微発泡酒)をお召し上がりください!
■観光の拠点:レンヌ 【詳細を読む】

ナンシー


ナントロワール川下流の街、ナントが最近人気です。巨大な機械仕掛けの動物たちが動く、”マシーン・ド・リル”というアトラクション&アトリエがあり、これを目当てにナントに行く旅行者が急増しています。特に有名なのが、重さ50トン、高さ12メートルの巨大ゾウが散歩するアトラクション!一度に40人を乗せて島内を巡ります。大人も子供も楽しめる夢のような場所!!
■観光の拠点:ナント  【詳細を読む】

  

北フランス

モン・サン・ミッシェル 
~西洋の驚異と呼ばれる世界遺産~


モンサンミッシェル一度は訪れてみたいモン・サン・ミッシェル。パリからの日帰りツアーが定番ですが、せっかくなら1泊して朝・夕方・夜と時間帯によって姿を変えるモン・サン・ミッシェルの景色を堪能するのがおすすめです。パリからTGV(高速列車)と長距離バスを乗り継いで行けば、より自由度の高い旅行に。(ただし、観光バス、列車+バスのいずれの場合もパリから往復8時間掛かります)
★海に浮かぶモン・サン・ミッシェルの姿を取り戻すべく、周辺の土砂を取り除く大掛かりなプロジェクトが2015年に完了しました。現在では、満潮時の水位が12,9mを超える日には、島への唯一のアクセス手段の橋も海水に浸り、モンサンミッシェルは完全なる孤島に変貌します。 
★2016年に島が海に浮かぶ日(満潮時):2/10(水)朝、2/11(木)朝、3/10(木)朝~12(土)朝、4/7(木)夜~4/10(日)朝、5/7(土)朝~5/8(日)夜、9/17(土)夜~9/19(月)夜、10/16(日)夜~10/19(水)朝、11/14(月)夜~11/17(木)朝
■観光の拠点:モン・サンミッシェル、レンヌ  
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印象派縁の地、ノルマンディ地方


ノルマンディ穏やかな海と柔らかな光が差し込み、ルーアン、ル・アーヴル、オンフルール、ジヴェルニーなど印象派画家ゆかりの場所が沢山あるノルマンディ地方は、我々日本人にとってとても親しみやすい地方。
内陸部にはリンゴの果樹、のんきな乳牛、なだらかな平野が続く素朴な田舎の風景が広がります。一方、海岸沿いには洗練されたリゾート地や漁港が点在します。
■観光の拠点:ルーアン、ル・アーヴル 【詳細を読む】


ノール・パ・ド・カレ、ピカルディ


ノール・パ・ド・カレ
フランスの北端に位置し、侵略や戦争の舞台となってきた反面、北の玄関口としても発展してきました。ルーヴル・ランス分館を始め個性的な美術館などが話題。ゴシック様式の聖堂、オワーズ川流域にある荘厳な城なども見所です。
■観光の拠点:リール、アミアン 【詳細を読む】

パリ近郊

イル・ド・フランス


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